モッコク・猿スベリ・アセビ・アベリア


モッコク(木斛)

モッコク(木斛)

 

 モッコク科の常緑高木。

 江戸五木の一つ。モチノキやマツと並び「庭木の王」と称される。

 

 7月ごろになると、直径2cmほどの黄白色の花をつけ、芳香を放つ。実は秋になると熟してぶ厚い果皮が裂け、赤い種子を露出する。したがってアカミノキの別名がある。

 

 葉が美しく樹形が整うため、庭木として庭園に植栽され、アルカスマンション敷地内にも多く植えれれている。

 堅く美しい赤褐色をおびる材を床柱のような建材、櫛などの木工品の素材として用いられ、樹皮は繊維を褐色に染める染料として利用される。

 民間療法では、葉を集めて乾燥し煎じ出したものを腎疾患や肝疾患に用いる。

 

  ※詳しくは Wikipedia にて。


サルスベリ(猿滑)

サルスベリ百日紅=ヒャクジツコウ)

 

 ミソハギ科の落葉中高木。

 花が美しく、耐病性もあり、必要以上に大きくならないため、しばしば好んで庭や公園などに植えられる。アルカスマンションの敷地内にも5本位植えられている。

 幹の肥大成長に伴って古い樹皮のコルク層が剥がれ落ち、新しいすべすべした感触の樹皮が表面に現れ、猿が登ろうとしても、滑ってしまうということで、猿滑と表記することもある。

 中国では、唐代長安の紫微(宮廷)に多く植えられたため、紫薇と呼ばれるが、比較的長い間紅色の花が咲いていることから、百日紅ともいう。

 

 ※詳しくは Wikipedia にて。


アセビ(馬酔木)

アセビ馬酔木

 

 ツツジ科アセビ属の常緑低木。

 日本に自生し、観賞用に植栽もされる。別名あしび、あせぼ。

 馬酔木の名は、「馬」が葉を食べれば毒に当たり、「酔」うが如くにふらつくようになる「木」という所から付いた名前であるとされる。

 早春になると枝先に10cmほどの複総状の花序を垂らし、多くの白くつぼ状の花をつける。雄蕊は10本で、2個の角を持ち毛深い。園芸品種にピンクの花を付けるアケボノアセビなどがある。アルカスマンション敷地内には玄関わきに1本だけある。

 果実は扇球状になる。

 多くの草食哺乳類は食べるのを避け、食べ残される。そのため、草食動物の多い地域では、この木が目立って多くなることがある。アセビが不自然なほど多い地域は、草食獣による食害が多いことを疑うこともできる。

アセビは庭園樹、公園樹として好んで植栽されるほか、花もの盆栽等としても利用される。

 有毒植物であり、葉を煎じて殺虫剤に利用される。有毒成分はグラヤノトキシンI(旧名アセボトキシン)、アセボプルプリン、アセボイン、ジテルペン、アンドロメドトキシン。毒部位は、全株、葉、樹皮、茎、花。毒症状は、血圧低下、腹痛、下痢、嘔吐、呼吸麻痺、神経麻痺。近年では、殺虫効果を自然農薬として利用する試みがなされている。

 

 ※詳しくは Wikipedia にて。


アベリア(Abelia)

ベリア(Abelia) 

アベリア(Abelia)とは、スイカズラ科ツクバネウツギ属(Abelia)に属する植物の総称です。

 本来、アベリア(Abelia)とはツクバネウツギ属のラテン名ですが、園芸的には、学名 A. × grandiflora が指す植物をこの名で呼ぶのが普通です。

 この植物は、中国原産の Abelia chinensis(タイワンツクバネウツギの母種)と Abelia uniflora の交雑といわれています。ハナツクバネウツギあるいはハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)とも呼びます。

 約2メートルくらいの低木で、春~秋(6〜10月)のかなり長期に渡って、鐘形の小さい花を多数咲かせます。花の香りは非常に強く、花は白色、ふつうやや淡紅色を帯びています。花冠の内側に網状紋がなく、萼は基部まで2〜5裂し、果実は結実しなません。

 刈り込みによく耐え丈夫なので、公園などの生け垣によく使われます。日本列島の関東以西では真夏の酷暑の時期に花をつける在来植物が少ないため、この時期にはアベリアの花に多様なハチやチョウが吸蜜に集まります。

 

 殖やすには挿し木の方法で行ないます。栽培は比較的簡単ですが、まったく丈夫というわけではなく、強い太陽光線を終日浴びることがないような場所を好みます。

 

 ※詳しくは Wikipedia にて。