カナメモチ(要黐)
カナメモチ(要黐)
バラ科の常緑小高木である。
カナメモチという名は、扇の要に使い、モチノキ(黐)に似るためといわれる。
別名としては、かなめがし、かなめのき、あかめもち、あかめのき、そばのき(花序がソバに似るためといわれる)などがある。
本州中部以南の暖地に生育。照葉樹林の低木である。
樹高は3 - 5m。葉は互生する。形状は両端のとがった長楕円形で長さ5~10cm、革質、縁に細かい鋸歯がある。柄は短い。若葉は紅色を帯び美しい。樹皮は なめらかで古くなると縦や不規則に割れる.
花は5月ごろに開花。枝先に径約10cm半球状の集散花序を出し、小さな白色の五弁花を多数つける。果実は球状で紅熟する。
庭木、特に生垣によく用いる。また、幹は硬く、器具の柄として利用される。
アルカスでは緑道公園よりにある1.8m位が5本位ある。29期のとき目隠しとして植えられたもの。
※詳細は Wikipedia にて。
レッドロビン(紅要モチ)
ベニカナメモチ(紅要黐)
バラ科の常緑小高木である。
別名、レッドロビン。
カナメモチとオオカナメモチの雑種が紅要モチでこれをさらに品種改良したものがレッドロビンとして出回っている。外見はあまり変わりない。
どちらも新芽が非常に鮮やかな赤になる。
鑑賞価値が高く、生け垣などに利用される。
カナメモチとよく似ているが、カナメモチの葉柄には鋸歯の痕跡(茶色の点に見える)が残るが、レッドロビンには無いことで区別できる。
アルカスでは緑道公園寄りのカナメモチの間に2017.4に植えられた挿し木の幼木がある。
※詳細は Wikipedia にて。
クロガネモチ(黒鉄黐)
クロガネモチ(黒鉄黐)
モチノキ科モチノキ属の常緑高木。
高木に分類されるものの、自然状態での成長は普通10m程度にとどまり、あまり高くならない。明るいところを好む。葉は革質で楕円形やや波打つことが多く、深緑色。表面につやがある。若い茎には陵があり、紫っぽく色づくことが多い。春4月に新芽を吹き、葉が交替する。
雌雄異株で、花は淡紫色、5月から6月に咲く。たくさんの果実を秋につける。果実は真っ赤な球形で、直径6mmほど。雌株は南公園テニスコート東側によくみられる。マンション敷地(緑道など)の木は下のお写真のように花が違うようなので、ここでは黒金と表示したがもう少し調べる必要がある。
本州(茨城・福井以西)・四国・九州・琉球列島に産し、国外では台湾・中国・インドシナまで分布する。
しばしば庭木として用いられ、比較的都市環境にも耐えることから、公園樹、あるいは街路樹として植えられる。
「クロガネモチ」が「金持ち」に通じるから縁起木として庭木として好まれる地域もある。
材木は農機具の柄としても用いられる。
※詳細は Wikipedia にて。
ネズミモチ(鼠黐)
和名ネズミモチは、果実がネズミの糞に似ており、姿や葉がモチノキに似ることから名付けられたものである。別名で、タマツバキともよばれている。
日本では、関東地方以西の本州・四国・九州・琉球列島に広く見られ、国外では台湾と中国の分布が知られる。低地や低山の林内や林縁に生え、人家にも植栽される。照葉樹林における代表的な陽樹であり、森林内の開けたところや山火事のあとなどに多数見られる。