ツバキ・山茶花・キンモクセイ・シャラの木・ヒメシャラの木


ツバキ(椿)

ツバキ(椿)または

ヤブツバキ(藪椿)

 

 ツバキ科ツバキ属の常緑樹で照葉樹林の代表的な樹木。

ツバキとサザンカはよく似ているが、一般的に、ツバキが花弁が丸ごと落ちるのに対し、サザンカは花びらが個々に散る。

ツバキの花はカップ状が多いが、サザンカはほとんど完全に平らに開花している。ツバキの葉は光沢があり山茶花より大きい。・・などと言われている。アルカスマンションの敷地内にも5~6本あり、毎年落ちた実から多くの芽がが出ている。

 ツバキの花は古来から日本人に愛され、京都の龍安寺には室町時代のツバキが残っている。

 木質は固く緻密、かつ均質で、木目は余り目立たない、摩耗に強くて摩り減らない等の特徴から、工芸品、細工物などに使われる。代表的な用途は印材や将棋の駒で、安価な印鑑などに利用されていた。

 椿油は、種子(実)を絞った油で、用途の広さは和製オリーブオイルとも言える。高級食用油、整髪料として使われるほか、古くは灯りなどの燃料油としてもよく使われた。また、搾油で出る油粕は川上から流して、川魚、タニシ、川えび等を麻痺させて捕獲する毒もみ漁に使われた。

 葉のエキスが止血薬になる。

 

 ※詳しくは Wikipedia にて。 


サザンカ(山茶花)

サザンカ山茶花

 

 ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。

 アルカスマンション敷地内には何本もの山茶花があり早春をにぎわせている。

 漢字表記の山茶花は中国語でツバキ類一般を指す山茶に由来し、サザンカの名は山茶花の本来の読みである「サンサカ」が訛ったものといわれる。

 秋の終わりから、冬にかけての寒い時期に、花を咲かせる。植栽される園芸品種の花の色は、赤色や白色やピンクなど様々である。

 サザンカ、ツバキ、チャノキなどのツバキ科の葉を食べるチャドクガが知られている。この毒蛾の卵塊、幼虫、繭、成虫には毒針毛があり、触れると皮膚炎を発生させる。また、直接触れなくても、木の下を通ったり風下にいるだけでも毒針毛に触れ、被害にあうことがあるので注意が必要である。

 

 

 ※詳しくは Wikipedia にて。


キンモクセイ(金木犀)

キンモクセイ(金木犀)

 

 モクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹で、モクセイ(ギンモクセイ)の変種。

 秋に小さい)オレンジ色の花を無数に咲かせる。

 花は芳香を放つ。芳香はギンモクセイよりも強い。香りの主成分のγ-デカラクトンなどはモンシロチョウなどへの忌避作用があることが判明している

 主に庭木として観賞用に植えられている。

 花冠は白ワインに漬けたり(桂花陳酒)、茶に混ぜて桂花茶と呼ばれる花茶にしたり、蜜煮にして桂花醤と呼ばれる香味料に仕立てたりする。

 キンモクセイの花は甘めでしっかりした強い香りであることから、日本において汲み取り式便所が主流で悪臭を発するものが多かった時期には、その近くに植えられることもあった。そのことから、香りがトイレの芳香剤として1970年代初頭から1990年代前半まで主流で利用されていたため、一部年齢層においてはトイレを連想させることがあるようだ。

 アルカスマンションだけでなく近隣にはキンモクセイが多数植えられており、秋には付近一帯に甘い香りが漂う。

 秋の季語である。

 

 ※詳しくは Wikipedia にて。 


シャラの木(沙羅の木)

シャラの木(沙羅の木)

 

 

ツバキ科の耐寒性落葉高木でツバキ科の中でも数少ない落葉樹。北海道南部以南にみられ樹高は10~20m、開花期は6~7月 

 シャラノキ(別名ナツツバキ)は夏に清楚な花を咲かせ(6月頃にツバキに似た白い花(花径5~7cmほど)を咲かせます。)、涼しげな風情が好まれます。朝に開花し、夕方には落花する一日花で自己主張をしない花なので気が付かない人が多い。

 

 

 ある程度大きく育つとシャラノキの幹の皮がめくれ、美しい模様を見せるようになる。

シャラノキは樹姿もいいし、明るい幹肌がはがれた後がサルスベリみたいにスベスベしている。

 アルカスマンション付近では南公園の一角の市営公園とグランド東側の2本だけ見かけましたが気付かない人が多いようです。控えめで自己主張をしない姿には品格があり好きな樹木です。

 

 ※詳しくは 育て方。jp にて。 


ヒメシャラ(姫沙羅)

ヒメシャラ(姫沙羅)

 

 

ヒメシャラ(姫沙羅)はツバキ科ナツツバキ属落葉高木ナツツバキ(シャラ)に似るが花も葉も小ぶり。 

 和名のヒメシャラは、誤って娑羅樹と伝えられたナツツバキ(別名:シャラノキ)よりも小さいことによるもので、サルナメリアカラギという別名もある。また他の別名に、コナツツバキやサルタノキの呼び名もある

 この木は山で見られる木の中でも特に樹皮がすべすべしているためにサルスベリと呼ばれることがある。標準和名をサルスベリとする植物は観賞用の樹木であるが、これはミソハギ科で分類学的に全く異なった植物であり、本当のサルスベリが日本の森林内に姿を見せることはない。また、同様の場所に見られる樹木ではリョウブも大きくなると樹皮がすべすべになり、サルスベリと呼ばれることがあるが、ヒメシャラの方がすべすべ感が強い。

 日本の神奈川県箱根以西から和歌山県までの本州太平洋側、四国南部、九州、屋久島に分布する日本特産種である。暖帯上部から温帯域の山地のブナ林内などに生育する。パイオニア的な性質を持ち、やや荒れた森林によく出現する。

樹姿が優美なので、庭や公園などにも植えられている。

 落葉広葉樹の高木。垂直によく伸び、高さ15メート (m) 、胸高直径90センチメートル (cm) に達する。若木のうちは灰色の細かくざらついた樹皮であるが、成長するに従いこのような樹皮ははがれ、次第に赤褐色のごく薄い樹皮に変わる。この樹皮は細かい鱗状にはがれるが、全体としては明るい赤褐色のつるつるしたものに見え、森林内ではひときわ目立つものである。

 葉は互生で短い柄があり、長さ5 - 8 cm、葉身は楕円形から長楕円形、縁には低い鋸歯がある。葉は黄緑色で、全体に毛がある。

 花期は6 - 8月。葉腋から1つずつ、小さな白い花を咲かせる。花は直径2 cmで、花姿はナツツバキに似るが、小型で葉に隠れてあまり目立たない。秋には紅葉になる。果期は10 - 11月。果実は濃褐色で5つの稜があって先端が尖り、中に種子ができる。

 観賞用にもされており、剪定は通例3月に行われる。高温に弱いので、夏は遮光をし風通しのいい場所に置いた方が適当である。なお寒さには強い。病害虫にはカイガラムシがよく出るが、通風をよくすれば抑えられる。

 庭木や公園樹として利用される。赤褐色の樹皮には斑紋があり、ナツツバキに似た美しさがあることから、住宅の床柱に使われる。

アルカスマンション付近では南公園の北口広場東歩道沿いに2~3本ありますが花には気付かない人が多いようです。控えめで自己主張をしない姿には品格があり好きな樹木です。

 

  ※詳しくは Wikipedia にて。