ツルニチニチソウ・オカメザサ・ハナカイドウ


ツルニチニチソウ(蔓日々草)

ツルニチニチソウ(蔓日々草)

 

 ツルニチニチソウ(蔓日々草はキョウチクトウ科の常緑蔓性植物の一種。

 

 ヨーロッパ原産で観賞用に栽培される。北アメリカ、南アメリカ、オーストラリア、日本に帰化している。

 

 日本ではツルニチニチソウ(Vinca major)とさらに小型のヒメツルニチニチソウ(V. minor)の2種が一般的に知られる。茎が地面や石垣などを這い、節から根を出し広がって増える。この性質のため、吊り鉢から茎を垂らしたり、グランドカバーなどに利用される。特に斑の入る品種が園芸品種として好まれる。斑には、白と黄色があり、斑の模様も多様であるが、斑入り品種は花付きがよくない傾向がある。耐寒性、耐陰性、耐乾性に優れ周年の鑑賞に耐える。

 花期は、春~初夏。花の形がニチニチソウに似ているが、色は青紫色または白色[1]。柱頭は円盤状をしており、その上に毛のある突起物があるが、このような柱頭の植物は珍しい。葉は幅広い。ニチニチソウ同様に繁殖力が非常に強く、観賞用によく栽培される。ビンカアルカロイドとは異なるアルカロイドを含む。

 

 

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オカメザサ(阿亀笹)

オカメザサ(阿亀笹)

  

 オカメザサ(阿亀笹)は、イネ科の常緑タケ類。植物学上、成長に伴って稈から鞘が脱落してしまう種であるためササではなくタケに分類される(小型のタケ類)。

 日本原産であるが、野生種の発見は難しい。各地で栽培されている。

 高さ1-2mの背の低いタケ類である。見かけが小さいのでササの名を持つが、新芽にある鞘がすぐに剥がれるのはタケの特徴である。地下茎の節間が短いため、桿(かん:タケやササの茎のこと)は密集して出る。その上、葉の幅がやや広いので葉が密集して見える。庭園によく植栽される]。グランドカバーによく使われる。

 

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ハナカイドウ(花海棠)

ハナカイドウ(花海棠)

  

 ハナカイドウ(花海棠)は、バラ科リンゴ属の耐寒性落葉高木。春に淡紅色の花を咲かせる花木として、各地で植栽される。

 

 

 和名ハナカイドウの由来は、中国名の「海棠」をそのまま読んだもの。

近縁種はミカイドウ(実海棠)、ノカイドウ(野海棠)などがある。

 

 中国原産で、日本では北海道南西部、本州、四国、九州で植栽される。

 落葉広葉樹で、低木から小高木。幹の下部から枝分かれするように乱れながら樹形を形成し、樹高は4 - 8メートル (m) になる。性質は強健で育てやすい。

 花期は4月頃で、短枝の先に淡紅色の花を4 - 6個垂れ下がって咲かせる。花の直径は3.5 - 5センチメートル、花弁は一重または半八重になり、花弁数は5 - 10枚つく。花柄がつき、長さ3 - 6 cmある。

 果実は直径2 cmで、10月に熟す。花が咲いた後の林檎に似た小さな赤い実は、食することができるが、結実しないことが多い。

 花弁の色変わりをする品種もある。紅の蕾が開花するとピンクに変わり、徐々に色が薄くなり白い花弁に変わり、散り際に葉が生えてくる種類がある。

 

 春にサクラに似た花を咲かせるハナカイドウは、樹高1 mくらいの幼木でも、樹木全体に花をつけることから、狭い空間に植栽する花木として重宝される。芽吹きと共に咲く花は、優しげな風情が愛でられ、庭木あるいは生け垣に向いている。

 栽培は日当たりの良い、土壌が適湿度をもつ砂壌土に植えられ、根は深く張る。植栽適期は2 - 3月か6月下旬 - 7月中旬、あるいは3月下旬 - 4月上旬か10月中旬 - 11月と言われている。生長は速く、剪定は11 - 3月、6月中旬に行い、施肥は2月と5月の年2回行うこととされる。高温や乾燥には弱く、真夏は水やりが必要である。

 多花性を利用して、近縁のリンゴの受粉樹として利用されることがある。

 

 

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